映画『人生模様』レビュー

映画

こんにちは、こんばんは。

臘月堂、主人の南(@lowgetsudou)です🌙

作家O・ヘンリーの短編5作品を映画化したアンソロジー。

作家ジョン・スタインベック本人がナレーターを務める貴重な記録でもある。

主人公はそれぞれ

浮浪者の中年男性、

犯罪者の悪友に借りた金をいまだ返せないでいる刑事、

売れない老画家、

子供をさらって身代金を取ろうと企むおとぼけコンビ、

お金は無くとも愛し合う若い夫婦。

5つの小品すべてに共通するのは、貧しい人々を扱っていること。

貧困が彼ら/彼女らに迫る様々な選択を通し、人間の哀しみと暖かみが、ときに笑いも交えて描かれるのが『人生模様』だ。

いくつものエピソードが語られるうち、自然と自分に問いかけていた。

「もしも自分が極度の貧困に瀕したらどうするだろう?」

自分を利するため罪を犯すことも辞さないだろうか。

他人を利するため自らを犠牲にできるだろうか。

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