映画『フェイズⅣ/戦慄!昆虫パニック』レビュー

映画

作品情報

フェイズⅣ/戦慄!昆虫パニック

(原題:phase Ⅳ)

  • 製作:1974年/アメリカ/93分
  • 監督:ソール・バス
  • 出演:マイケル・マーフィー/ナイジェル・ダヴェンポート/リン・フレデリック

予告編

レビュー

こんにちは。臘月堂(@Lowgetsudou)です。

タイトルデザインの巨匠ソール・バスによる、ソリッドシチュエーション昆虫スリラー!

怖かった〜。

話も演技も音楽も淡々としており、

特に序盤はNHKの架空のドキュメンタリーを見てる気がした。

が。後半になるにつれ、物言わぬアリたちによる猛攻と悪知恵、

それに翻弄される人間たちの虚しい努力に冷や汗が出る始末。

ドラマチックな展開にしないのがむしろアリの賢さや冷徹さを物語っていてめちゃ怖。

アリ、どどどアップで撮影するだけで強烈なインパクト!

ニコラス・ローグ監督の『ウォークアバウト』におけるアリ接写シーンも怖かったが、これもなかなか。

アリ達の等身大の目線だとこれが普通だものね。

スリラー要素だけでなく、爆発によってアリの体が

ポーーーーン

と宙を舞うスローモーションなど妙にコミカルなシーンもあり。

ソール・バスがキャリア最後に手がけた『カジノ』のタイトルデザインで、

ロバート・デ・ニーロがくるくる回転しながら炎の中をプカプカ浮く映像に通ずるオモシロを感じる。

「真っ赤な朝焼けとブルブル震えながら上る太陽で終幕」

という『THX-1138』を思わせるラストシーンも悲壮感を漂わせてお気に入りだ。

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